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ゲームレビュー3 クリムゾン・ルーム

ゲーム

タイトル:クリムゾン・ルーム

対応機種:PC,DS,PSP

制  作:高木敏光

一言感想

ブームを作ったゲームだけど、物凄い理不尽

感想

flash黄金期にとても人気があった脱出ゲームである。

謎の世界観、謎の始まり方、そして謎の部屋。

瞬く間に流行し、ネットの「脱出ゲーム」の礎になっている。

人気が出る理由もわかるが、理不尽な点も物凄く多い。

特に「ドア」に「ドライバー」を使うところは物凄く理不尽で理由がわからない。

さらに、クリックポイントが分かりづらい上に極小。かなりの理不尽である。

謎解き

今から見ても斬新な謎解きがあった(過去形なのは後述)。

それは「メモの謎解き」だ

メモにはURLが書かれておりURLをブラウザに実際に入れ、そのサイトで番号を確認する謎解きである。

しかし、コンシューマー版とYahoo版、非公式版では直接分かる物や頭を使う謎に変更されている。

物凄いインタラクティブで斬新な謎だったのだが...

難易度

難易度は高い、ただしそれは「謎解き」ではなく「アイテムの場所」で。

前述の通りクリックポイントが分かりづらい上に極小。

特に「ベッドの枕の隙間(本当にクリックしづらい)」や「ベッドの隅(視点を変更してベッドが見えない状態でクリックする必要がある)」

この2つは本当に理不尽である。

総評

世界観等で物凄い人気が出たのは分かる。

ただし難易度は難しいし、アイテムの場所や使用箇所は理不尽極まりない。

色々な脱出ゲームに慣れた今だと物凄いやりづらいゲームである。

因みに作者はこの後、続編を3作品出すが、直系的な続きは次の作品だけである。