ゲーム
タイトル:バイオハザード2
ジャンル:サバイバルホラー
発 売:カプコン
備 考:レオン表、クレア裏でプレイ
一言感想
2作目からストーリーが掘り下げられた。ゲーム性も向上。ただ怖さ低下
感想
バイオハザードシリーズの2作目。
2作目はストーリーが本当に出来ている。初代にはS.T.A.R.S.隊員しかいなかったが、今回はS.T.A.R.S.以外の生存者が出てくる。
それによってストーリーに深みが増している。
さらに謎解きがだいぶ優しくなった。頭を使うのはスイッチ位で必須でもない。
ただ実写映像から3DCGに変わり初代にあったドラマ感が無くなった上ショボくなった。
そして環境音とBGMが多くなり前作にあった恐怖感が無くなっている。
今作からアクションよりのゲームになっている。怖さの方で言えば初代が上である。
ストーリー
遅刻した新人警官レオンと兄を探す妹クレアがラクーンシティへ行って真実を知るというストーリーである。
これも前置きが良い。前作と同じく全体のストーリーは「後の作品のネタバレ」になるので深くは掘り下げない。
因みに前作のあらすじがあるが、これは触りである。深く知りたいなら前作をプレイする事をオススメする。
そして今回は「死ぬのも含めて生きている登場人物」が増えた。
レオンは「エイダ」がクレアは「シェリー」がキーパーソンになっている。
そしてレオンにもクレアにもメインの悪役がいる。この人たちの名前を出すとネタバレになるので止める。
謎解き
謎解きは簡単になった。大体が「所定の位置でアイテムを使う」か「物を押して指定の位置へ置く」だけになった。
前作にあったような「荒い画質で文字を確認する謎」は無くなった。
ただ今作の謎は簡単すぎたのか次回作では難しくなる。
敵
敵の種類は前作よりも増えた。そして「少数だが意地悪な場所に配置してある」前作と違いゾンビの数も増えた。
一つの場所に5,6人を配置してある事はよくある。ハンドガンだけで倒すのは結構難しい。
更にゾンビの攻撃も多彩になっており飛びつき攻撃、足切り離しが増えたのでゾンビだからといって侮れない。
数と多彩なゾンビの攻撃のせいで、「強い武器で一気に倒したと思ったら足切り離しのせいで生きてる」ということがよく起こる。
今回は「ハンター」はいない代わりに「リッカー」と「イビー」が追加された。特にリッカーは前作のハンターを踏襲しており、色々な所に配置されている。
イビーは弱い。特にクレア編では火炎弾が手に入るので一発で倒せる。
そして問題は「タイラント」である。裏編にしつこく出る敵で隠し武器を手に入れるまではダメージ覚悟で素通りした方がいい。
ステージ
あくまでも洋館周りで離れた場所や全然違う場所にはいかなかった前作と違い色々な場所に行く。
なので意外にも冒険をしている気分になれる。前作にあったような怖さは半減しているが。
武器
武器はクレアの方が色々手に入る。レオンは全体で4種類程度しか武器がないがクレア編では序盤で3種類も手に入る。
ただクレアの方が強い武器ではあるが弾が手に入るのは中盤になってから。
そしてグレネードランチャーの問題点が改善された。弾を組合せで変えられるだけではなく弾に制限がない。
なので普通に弾数さえあれば何発も撃てる。
総評
前作よりもだいぶ簡単になった。そしてレオンとクレアの2人をやる必要があるのでボリュームも多い。
物凄い大作なので面白い。
そして次回作で「シリーズ作品での平面バイオ」は終わる。
その後PS4などでリメイクされているが全く違う作品なのでそこは注意。
PS版の方はどういうものなのか知りたいという人にオススメする。
ただPS版はリアルなゴ◯ブリが出てくるので注意