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wikiページレビュー2 実写化(アニヲタwiki(仮))

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ページ名:実写化

備  考:アニヲタwiki(仮)のページ

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一言感想

本当に実写化=駄作なのか?それを問うようなページ

感想

実写化について扱ったページで古今東西の実写化作品が書かれてある。

最初に思ったのは「無意識のうちに小説の実写化を忘れている」という点だ。

ついつい実写化=アニメや漫画だと思ってしまうが小説も動画や舞台にすれば実写化になる。

ハリー・ポッターは納得がいくかもしれないが、池井戸潤作品のドラマ化も実写化である。

もっと言えば古い作品の西遊記のドラマ化も実写化である。

そして「アメコミの実写化も忘れている」事もある。

日本人はマーベルやDCコミックスといったアメコミに日常的に触れないのでついつい忘れてしまう。

バットマンスパイダーマンキャプテン・アメリカの映画も勿論、実写化だ。

最後に「意外と名作も多い」ということである。

よく槍玉に挙げられる「DRAGONBALL EVOLUTION」や「デビルマン」のせいで実写化=駄作と思われがちだが実際は「DEATH NOTE」や「変態仮面」のような名作も多い。

そして小説原作の実写化になると、その数は多くなる。

俳優

色々な俳優が主演をやっているが名作になるのは大体、藤原竜也さんや松山ケンイチさん、鈴木亮平さんを使っている作品が多い。

そして最近は、もう一人、最近の名作実写化に出る俳優がいる。それが「山﨑賢人」さんである。

キングダム、今際の国のアリスゴールデンカムイに出演している俳優である。

この4人の特徴といえば演技力もあると思うが「迫力と役作りの真剣さ」もあると思う。

特に鈴木さんは一時期は「減量と増量」を繰り返して話題になった。

変態仮面(漫画の実写化)では筋骨隆々であったが天皇の料理番(小説の実写化)で大減量した後は俺物語で大増量した。

今は*1そこまで無茶な増減量はしてないが、筋肉美は維持している。

藤原竜也さんも役作りに真剣である。そう思えない人はアマプラ会員ならカイジDEATH NOTEを見てから比べてほしい。

結構演じ分けが分かるのである。ここまで役作りに真剣だとスタッフも原作ファンも嬉しいだろう。

舞台

実は「原作の舞台」も結構、実写化の成功と失敗にかかっている。

日本が作った作品の成功作品を分析してみるとこんな感じだ

  • 日本が舞台
  • 無茶な設定がない
  • 殆どが人間

特に「日本が舞台」なのと「無茶な設定がない」というのがミソである。

海外や異世界が舞台になると大体は大掛かりなロケが必要になるのでキングダムのような予算度外視撮影をしない限り日本国内で撮影するしかない。

大体は洋風の建物が並んでいたりCGで誤魔化しても日本だと分かるので見てる人は違和感を抱く。

なので日本が舞台だとあまり変なところが見つからない。

無茶な設定というのは「超能力」のような「かなり大掛かりなCGが必要になってくる物」である。

これを使わないだけで作品のイメージが変わってくる。

DEATH NOTE」でもリュークが出てるシーンを見てると結構チープに感じる。

NHKが「ジョジョの奇妙な冒険」のスピンオフである「岸辺露伴は動かない」だけを実写化させたのも頷ける。

避けては通れない話

実写化といえば避けては通れない話がある。「セクシー田中さんの一件」である。

改変を巡って脚本家と原作者のトラブルが起き原作者が亡くなってしまうという騒動だ。

そして(日テレ以外の)テレビは連日ワイドショーで大騒ぎ。TBSでは三谷幸喜さんがコメントしたり、フジテレビでは漫画家を呼んでコメントさせたりと、まるで「自分たちは違う」と言っているように。

日テレも一応、取り上げてはいたが他の局とは全くテンションが違っていた。ミヤネ屋ですら全然騒がないという事態である。

僕はこう思った「あんだけビッグモーターやジャニーズ(当時)に言えるんだから物凄い丁寧な報告書や謝罪会見を出すんだろう」と。

結果は違った。社内調査という形で終わらせ謝罪会見も全くしなかった。正直これで幕引きを図るのは間違いである。

正直僕はこれで日テレのイメージが変わった。何も反省しない上に全く人のこと言えない局だと。

今でも遅くないから他局が「花咲舞が黙ってない」を真似て今田美桜さんと山本耕史さんで「日テレをモデルにしたテレビ局を批判するドラマ」を作って欲しいくらいには。

ただ、他の局も言えるのかは不明である。そういう騒動は隠れているが多いように感じる。

これ以降「実写化のドラマ」はあまり作られないように感じた。これで丁度良いのかもしれない。

総評

色々論争がある実写化で成功する点も長々と書いていたが一番重要なのは「原作愛」である。

原作の大ファンが脚本をすれば自ずとファンも好きな作品になっていく。

そして改変も最小限な上、改変があっても「そこは出来ないから仕方ないよね」という感じになる。

さらに言うなら実写化不可能な点にぶつかったら諦める事もできる人が一番いい。

実は実写化させないのも愛なのである。

*1:下剋上球児やエルピスを見ての感想