アニメ
アニメ:ガールズバンドクライ
話 名:欠けた月が出ていた
備 考:Prime Videoで視聴
一言感想
珍しいギャグ回 全員の演技が上手くなった
感想
「ガールズバンドクライ」の第9話。このアニメにしては何故か前半はギャグ回である。
最初は「エアコン故障」による仁菜によるルパと智のアパート訪問から始まり2人のアパートのエアコンを故障させた結果、すばるのマンションに全員で転がるという話から始まる。
トランプゲームをやって仁菜がボロ負けしたり2人のアパートのペットの蛇にすばると桃香が混乱する。その結果、ドアを壊してすばるのマンション出禁になってしまう。
後半はいつも通りのシリアスな回で智の過去が分かる。正直に言ってしまう性格が故に衝突も多いのである。現に2人が居た前のバンドはそうやって解散したのである。
その結果、言いたいことが言えなくなってしまった。
そして9話になると全員の演技が上手くなったような気がする。棒読み感も薄れ始めキャラクターになりきっている。
演技
前述の通り演技が上手くなったように感じる。とくにすばるの声優は3話の頃はかなり酷かった。
しかし話を重ねる事に演技が上手くなっている。9話になると棒読み感も薄れた。
それよりも衝撃的なのはルパの声優の成長曲線である。3話でここまで上手になるとは思えなかった。
若干、棒読み感はあるが、だいぶ上手くなっている。
そして、このアニメは「主役声優の上達=バンドの上達」だと思っている。
何度も言うが「リアルバンドが声優」なため、最初から演奏技術は上手い。ただ声優としては下手である。
そこで「主役声優の上達」で成長を表現させた感じである。そう思ってキャスティングしているのかは不明だが。
衝突しなくなった
そしてもう一つ成長を感じる出来事があった。それは「あんまり衝突しなくなった」事である。
昔の仁菜だったら智に言われていた事にブチギレていただろう。そしてバンド解散しそうな感じでもある。
しかし仁菜はブチギレるどころか言われた事を受けて練習を重ねている。その点でも成長を感じる。
正直に言うと1-6話の彼女とは別人のように感じる。
ギターボーカル
一つ衝撃的な出来事が起きた。「仁菜がギターボーカル」を目指しているという事だ。
ギターボーカル、ギター、ベース、キーボード、ドラムの編成はあまり知らないがDEVOが当てはまるだろう。
ただ、DEVOは曲によってパートがバラバラなバンドなため決まったパートが存在しない。
というか僕は5人組のバンドをあまり知らない。DEVOとCANくらいである。
総評
今回は「珍しいギャグ回」である。
前まで細かいギャグはあったが、ここまでの完全なギャグを見ることは全く無かった。
「束の間の休息」という感じであろう。
そして「各自の成長を見る回」でもある。
やっぱり話を重ねる事に皆の演技が上手くなってる。声優としての成長が感じるアニメである。