アニメ
アニメ:はたらく細胞(シーズン1)
話 名:がん細胞
備 考:Prime Videoで視聴
一言感想
vsがん細胞後編 ただし抑えられなければ大変な事に
感想
はたらく細胞の7話。
今回はがん細胞戦の後半である。
正常な細胞に変異していたがん細胞を見つけたNK細胞。そして白血球、キラーT細胞が加わり戦いになる。
最初はがん細胞に翻弄される3人の一方で赤血球は沢山栄養を送っている事を知る。
おかしいなと感じる赤血球。果たして体内の行方は?
今回は悪化したり転移すると大変な事になるがん細胞の話である。
最悪死に至る病気であるのでシリアスめである。
がん細胞
簡単に言えばバグで生まれた細胞である。
プログラムにも取り切れなかったバグや見逃したバグがあるように人体もバグが起きる。
そして不治の病というイメージだが健康な人にも発生する。免疫が普通に働いている場合は今回のように死滅する。
アニメではT細胞などに大量虐殺されたみたいなイメージだが実際は同僚たちはアポトーシスで自分で死を選んでいる。
そもそもがん細胞は傷ついたDNAから生まれるが大体は修復される。ただ失敗した細胞はアポトーシスで死ぬ、そしてアポトーシスでも死ななかったのが、がん細胞である。
つまり選ばれた細胞ではある。しかし悪意は相当凄い。
例えるならロボット側から見たネブカドネザル号の一員である。
そして免疫が弱っている場合はどうなるか?がん細胞が全身に広がり死に至る。
なので重くなると抗がん剤や放射線治療など強い薬品や物で対抗する。
それくらい厄介な細胞でもある。
NK細胞
簡単に言えば体内版エージェント・スミスである。異常がある細胞を攻撃する。
2面性があるタイプの細胞でアニメのようにキラーT細胞を自分から攻撃したりしない。
何故ならレセプターで制御できるからである。そう、白血球の頭にある◯の札である。NK細胞は2つ札を持っているようなものである。
異常がある細胞の場合は活性化型レセプターが働き普通の細胞なら攻撃しない抑制性レセプターが働く。
なのでキラーT細胞を見つけたら攻撃する事も無い。というより共存してないとしょっちゅう拒否反応が起きてしまう。
声優
がん細胞の声優は石田彰さんである。
最近では鬼滅の刃の猗窩座の役で有名であり、今回は渚カヲルの格好をした猗窩座みたいに見える。
勿論ベテランかつ有名声優なので敵以外もやっている。特にテイルズオブエターニアのリッド・ハーシェルや原神の神里綾人など味方も多くやっている。
NK細胞の声優は行成とあさんである。
有名なので言うと劇場版以降のベルセルクのキャスカである。98年版では宮村優子さんが演じていた。
総評
今回はがん細胞の話であった。
正直、感動する話であるが実際は発生要因も不明である上、キラーT細胞が細胞を注意するのは間違っているような気がする。
実際はDNAのミスであり上層部に言わないといけない物である。
次回は平和で血液循環である。血管はバスで言うところの循環線である。