プログラミング言語
言語名:C++
使用ツール:Visual studio(MSVC)
作られた年:1983年
作者:ビャーネ・ストロヴストルップ
一言感想
Cより色々揃っているが、より難しい。
感想
C言語を拡張した言語。Cの機能も使えるが、大体は使わなくても良い。
この言語は「オブジェクト指向」という概念を取り入れたのでクラスも使える。
ただ、難易度はCの方が簡単。極めると結構難しい。
良い点
一番良いと思ったのは「C言語より機能が沢山揃っていること」である。
C言語にはなかった「文字列型」や「色々なコレクション」を使える。
さらに「クラス」も使えるので結構便利な言語である。
ポインタの概念も意外に出てこないので深く覚えなくて大丈夫。
悪い点
まずは「標準入出力が他のプログラミング言語と離れすぎている」事である。
Cの場合
#include <stdio.h>
int main(){
printf("hello world!");
return 0;
}
でいいのだが、C++の場合は
#include <iostream>
int main(){
std::cout << "hello world!" << std::endl;
}
である。入力もstd::cinなので直感的に分かりやすいが、他のプログラミング言語とは離れすぎてるので応用し辛い。
さらに、フォーマット出力もないので変数を複数出力したい場合は<<で繋げないといけない。
次に「標準入出力にいちいちstd::をつけないといけない」事である。
using namespace stdを使えばいいと思ってる人も居ると思うが、これをつけると名前が衝突する可能性もある。
それは困るので使いたくない。ただ、書き方は面倒くさい。標準入出力くらい普通にやらせてほしい。
最後に「引数ありのコンストラクタの継承が結構難しい」点である。
継承は普通だったが、Javaで言うところのSuper()に値するものが無かったので焦った。
検索しても出ず、AIに尋ねたところ「特殊な書き方をしないといけない」って事に気づいた。
これがまぁ面倒。もっと分かりやすい方法はなかったのか?
総評
C言語の後継としては結構便利になっているが、やはり難しさはCを凌駕する。
文字列型や色々なコレクションが使えるのは大きいが、初心者には絶対無理。
