アニメ
アニメ:BanG Dream!(シーズン1)
ジャンル:青春、バンド
話 数:14話
備 考:Prime Videoで視聴
一言感想
今まで見てきたアニメの中で一番王道アニメ だから面白い
感想
2017年に放送されてたアニメ。元々はソシャゲから始まったプロジェクトである。
今まで見ていた僕が見ていたアニメは同じバンドアニメだが一癖も二癖もあったアニメが多い。
ただ、このアニメは王道展開が多い、いわゆる王道アニメである。
バンドアニメといえばけいおん!を思い出す人がいると思う。これに真正面に戦ったのはBanG Dream!くらいである。
勿論ぼっち・ざ・ろっく!は同じきらら作品なので戦い方が正攻法で行けないのは分かるが他のアニメも大体は王道展開は少ない。
ぼっち・ざ・ろっく!が令和のけいおん!ならBanG Dream!は平成のけいおん!である。
BanG Dream!には様々なバンドがいるが、このアニメはpoppin’partyをフォーカスしている。
そして他に出るバンドもRoseliaとGlitter*Greenだけである。
BanG Dream!には他にもAfterglowとかPastel*Palettes、ハロー、ハッピーワールド!にRAISE A SUILENと色々いる。
最近はMorfonicaやMyGO!!!!!、Ave Mujicaなど他のバンドも出ているが2017年当時からいるバンドはこれくらいである。
王道
前述の通り、このアニメは王道展開の連続である。
しかし1つだけ王道とは思えない展開がある。それが「オーディションで落ちた」描写である。
ぼっち・ざ・ろっく!の主人公たちのいるバンドの結束バンドは一発でオーディション合格した。
しかしpoppin’partyは3回オーディションをやってようやく合格した。
ここだけはぼっち・ざ・ろっく!の方が王道に見える。ここで挫折を経験させるのかと思った。
声優
実はこのアニメも「楽器が弾ける声優」を集めた、いわゆる「ガールズバンドクライスタイル」である。
しかし声優経験は新人を集めたガールズバンドクライとは違いBanG Dream!は楽器経験も声優経験もある人を選んでいる。
戸山香澄の声優は愛美さんである。このアニメの主人公だが、BanG Dream!というプロジェクトの重要人物でもある。
というより彼女がいないとBanG Dream!というプロジェクト自体がなかった。
ブシロード社長のインタビューによると「アイマスのライブで愛美さん*1がギターを弾いていた」事がきっかけでBanG Dream!というプロジェクトができた。
つまりアイマスのライブで愛美さんがギターを弾いていなければBanG Dream!は生まれていなかったと言う事でもある。
同じアイマス声優で言うと山吹沙綾の声優は大橋彩香さんである。
こちらはpoppin’partyのメンバーの中で一番知名度が高い声優でありアイカツの紫吹蘭やアイマスの島村卯月など主役級をかなりやっている。
「いかにも可愛い女性」的な声で有名だがウマ娘ではウオッカのようなカッコいい声も出せる。
ウマ娘では市ヶ谷有咲とは真逆のヴィブロスという「あざと可愛いウマ娘」を演じている。
因みに伊藤さんのみ楽器未経験だったため唯一の未経験者である。
実はpoppin’party声優は大橋さん以外はブシロード作品デビューである*2。
- 愛美,伊藤彩沙:ミルキィホームズ(ブシロード作品)のオーディションでデビュー
- 大塚紗英,西本りみ:BanG Dream!でデビュー
こう見ると「愛美さんを見て作った」プロジェクトだと実感する。
因みにGlitter*Greenも全員がミルキィホームズで演じている。
テーマ
このアニメのテーマは「仲間」である。
最初は香澄が沙綾に出会う。そして星に導かれて有咲に出会う。そこから話が始まり、りみやたえも参加する。
そして香澄が迷った時は仲間達が助け合う。
このアニメは仲間の重要性を説いている。どの話を見てもそう思う。
しかし後のアニメシリーズでは「仲間が足かせになるギスギスする展開」も多い。
王道でキラキラを見せてきたBanG Dream!シリーズも近年になると「ギスギスした展開」や「シリアスな展開」が多いアニメへと変わる。
王道から脇道に変わる瞬間だ。戸山香澄という存在がどれだけ明るい物だったのかも分かる。
総評
今までの見たアニメで一番王道のアニメだった。
何もかも全て王道だ。むしろ王道なので安心して見てられる。
因みに、このアニメはシーズン1だけが2Dアニメで次シーズンからは3Dアニメになる。
次はバンドアニメから離れるかもしれない。