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アニメ話数レビュー73 トリリオンゲーム(アニメ) 22話 「ALL IN」

アニメ

アニメ:トリリオンゲーム

話 名:ALL IN

備 考:Prime Videoで視聴

一言感想

社員旅行 マネーパワーの話

感想

「トリリオンゲーム」の22話。

ドラマで言うところの9話の5分から10分程度の内容と被っている。

ドラマではカジノ風の遊びができるところであったがアニメではガチのカジノである。

カジノの前に色々な金持ちの道楽の話をする。そこで全員が金の持つ力に驚く。

そしてガクが色々な意味での最大の賭けをする。

ドラゴンバンクが持ち掛けた買収話をどうするかも分かるが全てドラマの9話でやっていたので結論は同じである。

海外旅行に行ってるか行ってないかの違いである

よろん?せろん?

このアニメでは世論の事をせろんって読んでいる。

結論から言うと、よろんもせろんもどっちも正しいがせろん読みの方が歴史のある読み方である。

よろん読みは戦後以降の新しい読み方である。

このアニメで珍しいせろん読みを採用している。

なので最初聞いた時は違和感しかない。

でも間違いではないので原作者やアニメの脚本を叩かないでほしい。

珍しく負ける

実は今回はいつも勝っているトリリオンゲームの中でも珍しく負ける回である。

しかもボロボロに負けるのである。

しかし、これはガクの心境の変化ハルの性格が物凄い分かるための演出である。

なので普通に負けたのとは少し違う。

ドラマと違う点

ドラマと違う点は

  • カジノで現金を賭ける
  • カジノに行く前に高級ホテルや高級クラブで遊ぶ
  • 桜や蛇島もカジノで遊ぶ
  • 最後に皇社長とゴルフで遊ぶ
  • トリリオンTV開局の理由が違う

今回の一番の変更点はトリリオンTV開局の理由である。

  • ドラマ:メディア帝国を作るための第一歩
  • アニメ:世論を作るため

ドラマの方がシンプルである一方、展開が速すぎるのでプチプチランドのヒットするところとかは飛ばされる。

アニメはしっかりとした展開なので納得の行く理由であるが、意外と複雑である。

さらにメディア帝国というのもアニメとドラマで捉え方が違うように思える。

  • ドラマ:タレントやテレビでソシャゲは対象外
  • アニメ:タレント、テレビ、ソシャゲ全て対象

実は意味合い的にはドラマの方が正しいがこの作品はソシャゲも対象に入っているように見える。

総評

今回はカジノとその周辺の話である。

ドラマの9話に近いが皇社長の存在や海外旅行などで全く別物に見える。

それにトリリオンTV開局理由も全く違う。

今まで9話と被っている部分はあるがドラマに沿ってはいなかった。

次回からドラマと同じ内容になり7話の冒頭から7分辺りの話である。

いよいよアニメの最終章、トリリオンTV編である。

ここも重厚にやる。