映画
映画名:劇場版 おいしい給食 Final Battle
ジャンル:グルメ、青春
備 考:Prime Videoで視聴
一言感想
おいしい給食シーズン1のラスト 給食バトルの行方は?
感想
おいしい給食シーズン1の完結編である。
ドラマでは保守的な給食の食べ方をしていた甘利田と革新的な給食の食べ方をしている神野の対決であったが今作はいつもの給食対決2本仕立てと大きなピンチが起きる。
最初はクジラのオーロラソースという謎の給食、すき焼き、そして給食がなくなるという話である。
最初の2つはいつも通りだが、ラストは衝撃と感動が押し寄せる。
ラストのために最初の2つが存在している感じである。
クジラのオーロラソース
クジラのオーロラソースだが単純にクジラの竜田揚げにオーロラソースがかかっているだけである。
オーロラソースが何か分からない人のために解説するとケチャップとマヨネーズを合わせた調味料である。
本来はベシャメルソースと裏ごししたトマトピューレらしいが、そんな上品な物を家庭や給食に出せる訳が無いので日本ではケチャップとマヨネーズになっている。
揚げ物には物凄く合うため別にクジラの竜田揚げに限定されずフライドポテトやトンカツなどでも美味しい。
さらにサラダにも合う。なんでも合う万能ソースである。
すき焼き
すき焼きだが給食で出たことはない。出たことがあるのは修学旅行である。
小6のときの修学旅行で旅館に出たっきりである。
ただ家でも出していたそうだが僕は全くと言っていいほど覚えていない。
なのですき焼きを食べた覚えはそれしかない。
給食と弁当
常節中学校は給食から弁当になるが、最近の流れは弁当から給食になるのが多い。
家庭の負担軽減や栄養の格差など色々な理由がある。
最近は、その流れが増えてきた。甘利田先生からしてみれば天国のような場所になっている。
俳優
主人公は勿論、市原隼人さんだが、ある事に気づいた。
彼の生まれ故郷は神奈川県川崎市である。実は川崎市では2016年になるまでは中学校は給食ではなく牛乳だけが出て食事は持参する形の給食(ミルク給食)なのである。さらに1963年から始まったので87年生まれの市原さんも6年間しかフルで給食がない地域であった。
なので市原さんも疑問に思ったであろう。中学舞台なのに何故、給食なのか?と。
しかし、さも当たり前に給食がある地域で生まれ育ったみたいな感じで演技できるのは凄い。
神野の俳優は佐藤大志さんである。元アイドルの子役であり、このドラマでは存在感が凄い。
そんな彼も、もうそろそろで20歳である。
因みに彼は次シーズンでも続投する。かなり強引に呼んだ感じである。
総評
二回の給食対決を挟んで最後に衝撃の展開が起きる。
正直、給食対決だけならドラマだけで完結してほしいと思っていたが最後に給食から弁当に変わるという大事件がおきた。
何も知らない神野たちが給食改革を掲げて生徒会長選挙をしているのも何故か泣けてくる。
そして、その結末がシーズン2につながる。本当に給食が好きな先生である。