アニメ
アニメ:はたらく細胞(シーズン1)
話 名:黄色ブドウ球菌
備 考:Prime Videoで視聴
一言感想
黄色ブドウ球菌よりは単球の回
感想
はたらく細胞の10話。
後半になってやっと新しい細胞が出てくる。
一人前になった赤血球だがやっぱり細菌に襲われたが白血球ではなく単球と出会う。
そして鼻腔に行った赤血球だが黄色ブドウ球菌と出会う。
2話でも出てきたが前回とは違う秘策を持っているので、なすすべもない白血球。
そこで出会ったのは?
厄介になった黄色ブドウ球菌であるが、それよりも単球の正体がメインの回である。
そして赤血球が回を重ねる事に頼もしくなっている。徐々に新人から若手になってきている。
単球
白血球の仲間みたいに言っているが、実際は前駆細胞から進化するのは骨髄芽球ではなく単芽球なので全然違う細胞である。
簡単に言えば公立小学校を選んだか私立小学校を選んだかレベルの分岐である。
そして今回は単球はマクロファージだけに進化するみたいな事を言っているが違う。
樹状細胞にも進化する。はたらく細胞で言えばガスマスクの人が貴婦人になるか記録員になるかである。
さらに体外に出なくてもマクロファージになれる。何故なら単球はまだ未発達の細胞だからだ。簡単に言えば攻撃力がある赤芽球や骨髄球である。
ここまで振り返ったら分かるだろう。大半の細胞は前駆細胞由来である。
赤血球も白血球も血小板もT細胞もマクロファージも皆、前駆細胞から始まる。
ただ進化先が違うだけで色々なれる。まるでイーブイみたいなのが細胞である。
黄色ブドウ球菌
悪意を持っている細菌に見えるが実際は皮膚によくいる細菌である。
さらに鼻腔内にも存在はするが体内に侵入しない限りは普通である。今回は鼻腔内を切ったのであろう。鼻血を出した系だと推測する。
それ以上に有名なのはとびひやおできといった皮膚の感染症である。これは細胞達は関与できない場所なので医者の助けが必要になる。
そして食中毒も有名である。これは手洗いに気をつければ繁殖できない細菌である。
総評
今回は単球と黄色ブドウ球菌の話であった。
分かる通りこれも幼少期みたいな細胞ではある。
これで血小板を除く殆どの細胞の過去編が終わった。
次回は真夏になるとよく言われるもので最近では搬送者数も年々増加している。
近年は対策が練られているが喫緊の課題にもなっている病気である。