映画
映画名:映画クレヨンしんちゃん アクション仮面vsハイグレ魔王
ジャンル:ギャグ アクション
備 考:Prime Videoで視聴
一言感想
映画クレヨンしんちゃん第一作 今のような感動系ではない
感想
1993年に公開された映画。
今でこそ感動的な話が多い映画クレヨンしんちゃんであるが今回はギャグ全振りである。
終盤でもギャグ全振りになり最後にシリアスになる。
さらに映画クレヨンしんちゃんって言っても大体はカスカベ防衛隊や野原一家も終盤まで一緒に行くが今回は殆ど野原しんのすけ単独で乗り込む。
しかしギャグ全振りだけで導入自体は映画ドラえもんと変わらない。
更に言えば映画ドラえもんよりも平和的な解決法である。道中で敵が倒れないし敵も救う的な映画である。
ストーリー
クレヨンしんちゃんが好きな作品、アクション仮面。最近ではチョコビのオマケにアクション仮面のトレーディングカードが作られるほどである。
そのアクション仮面の撮影中に謎の大爆発が起きてしまう。さらにアクションストーンを奪われてしまう。
しんのすけは駄菓子屋でチョコビを買ったら珍しいカードを手に入れる。
そして野原一家は海に行く途中で見えたアクション仮面のテーマパークに入りパラレルワールドに行く。
そこではアクション仮面が居ないせいで人々をハイレグ姿にするハイグレ魔王に支配されていると知る。
果たして野原一家の運命は?
こう見ると分かるがギャグ全振りの映画である。そして意外と下品である。
昔なのでクレヨンしんちゃんはギャグ全振りだし下品でもある。
さらに感動系に移行する前のギャグ期なのでギャグが多い。
ギャグから遠くなる&メッセージ性も出てくるのはオトナ帝国の逆襲以降の話である。
敵
敵も下ネタ的な敵が多い。
そもそもハイグレ魔王もハイレグ姿だしお供もTバックやハラマキなどの名前が入っている。
さらにハイグレ魔王の設定は今だと相当、炎上しそうである。
これは電気グルーヴの僕の姉さんと同じで理解がない当時だから出来たネタの一つであり理解が進んだ今だったら叩かれていただろう。
しんのすけが露骨に嫌がるのも含めて危険な設定である。
ただ、クレヨンしんちゃんって言えばそういうネタでもあるし90年代の映画にはよく出てくる。
出てこなくなるのは90年代以降の映画である。
まぁ、そういった属性がネタとして消費されていた時代のノリだと考えるしかない。
過去を変えることは出来ないので。
戦闘
実は映画ドラえもんと同じくいかに武力を使わず平和的に解決するか?である。
銃とかもないし武器も使わない。なんなら攻撃したのはカンチョーくらいである。
今回はそういったストーリーであり中ボスもとどめを刺さずに救う。
しんちゃんの人柄も垣間見える一面である。
ヒントはアクションストーンである。中盤に粗末に扱うアイテムであるがかなり重要なアイテムかつ終盤に役立つアイテムでもある。
そして隠し機能もヒントの一つである。アクション仮面ならではの技が使えるのだ。
声優
ハイグレ魔王を演じたのは野沢那智さんである。
実はこういう役は全く演じたことがない声優で大体はアラン・ドロンとかアル・パチーノという渋めの役の吹替をしている。
そしてアニメキャラクターではコブラを演じている。
なので高音を見せるキャラクターは少ない。
アクション仮面を演じたのは玄田哲章さんである。
実はアーノルド・シュワルツェネッガーの吹き替え担当なので聞くのは3回目になる。
シュワちゃんの得体のしれない恐怖を見せるキャラクターとは真逆の正義のキャラクターである。
つまりこれはアーノルド・シュワルツェネッガーVSアラン・ドロンである。
因みに後にあたしンちの母やサザエさんの花沢さんを演じる渡辺久美子さんも出ている。とは言ってもチョイ役である。
なので聞き分けるのは至難の業である。
総評
今のクレヨンしんちゃんの映画である感動系とは程遠いギャグ作品であった。
というより今のクレヨンしんちゃんに足りないのはこういうメッセージもへったくれもないギャグ作品であろう。
最近のコンプラからケツだけ星人やぞうさんが出来ないのは承知であるがクレヨンしんちゃんは別にコンプラ度外視の下ネタが面白いだけではない。
ちゃんと話術でも笑わせられる江頭さんタイプのキャラクターなのである。
それを確信させた映画でもある。
次もギャグ全振り作品である。今度は王国へ行く。