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ゲームレビュー16 ドンキーコング

ゲーム

タイトル:ドンキーコング

ジャンル:アクション

対応機種:AC,FC,GBA,3DS,Wii,WiiU,Switch

発  売:任天堂

備  考:Nintendo Switch OnlineのFC版をプレイ

一言感想

スぺランカーが弱いって!?マリオもこの時期弱いよ!

感想

ドンキーコングシリーズの1作目。今作がマリオの初登場作品でもある。

これも1面が有名でスーパーマリオ オデッセイで再現されていたりテレビでエリアの一つになっていたりしていた。

1981年にアーケードで発売されたゲームで僕がやったのは2年後に発売された1面のドンキーコングが鉄骨を曲げるシーンが無くアーケード版にあった2面がないFC版である。

このゲームはマリオが弱い。なんと段差がちょっとでも出来ているとジャンプで足場があってもマリオがやられたり高所から飛び降りてもやられる。

よく言われる「スぺランカーは弱い!ちょっとした段差でやられる」だけで高難易度だと思ってる人は一度ドンキーコングをやってみてほしい。

実はAtari 8bit版スぺランカーとFC版ドンキーコングは同じ年に発売されている。ドンキーコングをやってからもう一度「スぺランカーは弱い」のか考えてほしい。

キャラクター

マリオとドンキーコングが分かる人はいると思うが「ヒロイン」が誰だか分からない人がいると思うので紹介すると「ポリーン」っていう名前の女性である。

この時期は「ピーチ姫」ではなく「ポリーン」である。ポリーンの服装もモダンなのでマリオは最初から中世ファンタジーのキャラではなく現代的なキャラをイメージしているのが分かる。

その後ポリーンドンキーコングシリーズだけではなくオデッセイに市長として出てくる。その時は知っているゲーマー達が相当盛り上がった。

因みにドンキーコングだけは名前があるがマリオやポリーンには名前がないので「ジャンプマン」や「レディ」と呼ばれていた。

マリオという名前になるのは意外にも早く続編のドンキーコングJR.である。ポリーンは遅く、その13年後に発売される「GB版ドンキーコング」で正式名称になった。

ステージ

ステージはアーケード版は全4面、FC版は3面である。今のゲームでは物凄く少ない方に感じるがパックマンとか面はあるがステージが固定されているゲームもある時代なので多い方ではである。

FC版の場合1,2面はドンキーコングの近くに行き3面は鉄骨のビスを外す。

鉄骨風の足場から工事現場をテーマにしていると分かるのでここでも現代が舞台のゲームだと分かる。

操作と攻撃手段

十字キーで移動、Aボタンでジャンプという、この頃からスーパーマリオブラザーズとほぼ同じ操作を採用している。

ただジャンプの用途は敵を倒すというより敵を避けるという手段に使い敵を倒すにはハンマーしかない。

ハンマーを使う場合は無敵になるが、なんと「はしごが登れない」というトラップがある。

そして炎は樽は飛び越えても得点が手に入る。

初見である程度知ってる人は「ハンマーを使えば便利」だと思うが実際は使わない方が良いときもある。

難易度

難易度は中くらいである。アーケードのゲームではあるが難しすぎず簡単すぎずの程よい難易度である。

ただ前述の通りマリオが段差が違うとミスになるくらい弱いという前提を知らないと難しい。

このゲームはスーパーマリオブラザーズの感じでやってはいけない。あくまでも別ゲームとして捉えるべきである。

総評

後に名曲がたくさん誕生するスーパードンキーコングシリーズやマリオシリーズの元祖なので一度やってみてほしい。

そしてスぺランカーの同期や先輩を何も知らずに「ただ弱いだけの主人公」だと思ってる人は必ずやるべきである。

その後に「スぺランカーは本当に弱い主人公なのか?」を一度考え直してほしい。

因みにドンキーコングファミコンでは3作品しか出ておらず有名になったのはレア社が開発したスーパードンキーコングシリーズからである。