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アニメ話数レビュー2 ぼっち・ざ・ろっく!2話「また明日」

アニメ

アニメ:ぼっち・ざ・ろっく!

話 名:また明日

備 考:Prime Videoで視聴

一言感想

ここから奇行が増え始めた。周囲も変人だと分かり始めた

感想

「ぼっち・ざ・ろっく!」の2話。

後藤ひとり(以下ぼっち)の家族構成が分かり、伊地知虹夏(以下虹夏)と山田リョウ(以下リョウ)のキャラクターが掘り下げられ、チケットノルマの話やライブハウスでバイトを始める回である。

この回から虹夏やリョウも意外と変人だと分かり始める。2人ともぼっちちゃんに隠れてるだけで変人である。

そしてぼっちちゃんが初めて「ライブハウスのドリンクのアルバイト」を経験してプロ意識が芽生える回でもある。

エンディングに新キャラの喜多郁代が初めて出る。

まだ「ぼっちの奇行や謎シーンを楽しむアニメ」という印象はないが「大きい奇行」と「謎シーン」が2つ増えた。

この奇行や謎シーンの反響があったのかここから本格的に奇行や謎シーンが増えていくんだろうと推測できる。

ライブハウスでドリンクが提供される理由

1つ気になった場面がある。虹夏のセリフである

実はライブハウスは一応飲食店扱い

ここは深く知りたかったので調べたら詳しく解説しているサイトを見つけたので引用する。

ずばり「興行場法」の対象になることを避けるためだと言います。一方で、ネットでよく言われる「風営法」は関係ないのだとか。

この興行場法というのが気になったので調べたら厚生労働省のサイトが出てきた。

そこでまた壁にぶち当たった。

業として興行場を経営するものは、都道府県知事(保健所設置市又は特別区にあっては、市長又は区長)の許可を受ける必要がある。

つまり「許可は都道府県や区、もしくは市ごとに違うよ」ってことなので作品の舞台である下北沢がある世田谷区のホームページを見た。

やっと興行場法の全貌がわかった。世田谷区の場合は換気設備に明るさからキャパさらにはトイレの材質までチェックされる。

ここまで面倒くさいなら飲食店として営業させたいのも分かる。

因みに風営法は関係なく、むしろワンドリンクのせいで風営法に引っかかるらしい。

誤解をおそれずに簡単に説明すると、深夜に酒を提供して、客を遊ばせる施設です。ワンドリンク制は「酒の提供」にほかなりませんから、風営法を避けることにはなりません。

演技

一つ気になったのがのが山田リョウ役の「水野朔」さんの演技だ。

結構ダウナーでボソボソ喋るキャラではあるが小声すぎて何を言っているのかも分からず棒読みのように感じる。

水野さんが演じた他のキャラである「柳寿雪」が主人公の後宮の烏のPVがあったので聞いてみたが、新人だからなのか演じ分けもあまり出来てないような気がする。

声量が違うだけで同じような演技に感じる。

因みに青山さんや虹夏役の鈴代紗弓さんの演技は結構上手く他のキャラの演技を見ても演じ分けがちゃんと出来ている、それもあって水野さんが目立ってしまうのかもしれない。

奇行

おとなしめだった1話とは違い2話になるとぼっちの奇行である「氷風呂で風邪をひこうとする」と「不誠実なコンビニバイトのせいで裁判になり死刑になる」という大きな謎シーンが増える。

ただ、それだけしかなく皆が知ってる「奇行と謎シーンが多いアニメ」という印象ではない。

3話以降が楽しみである。

総評

2話からぼっちの奇行や変なシーンが増えた。ただリョウの演技が少し気になる。

ただ、まだ10話くらいあるので演技力が覚醒するのかもしれないので期待だ。

言い忘れたが、このアニメも「きららアニメ」の一つで4コマ漫画を30分にしている。

5秒くらいでドラマが展開する漫画を30分に伸ばすのは技術が必要かもしれない。

次回、ついに喜多郁代が出る。このキャラは声優が話題の人なので知っている人は知っているかもしれない。

因みに後藤ふたりの声優は「和多田美咲」さんである。因みにこの人は同じバンドアニメの「SHOW BY ROCK!!ましゅまいれっしゅ!!」でデルミンというベーシストのキャラを演じている。