アニメ
アニメ:ガールズバンドクライ
話 名:ロックンロールは鳴り止まないっ
備 考:Prime Videoで視聴
一言感想
トゲナシトゲアリvsダイヤモンドダスト第2R 果たして結末は?
感想
「ガールズバンドクライ」の最終話。ついにトゲナシトゲアリvsダイヤモンドダスト第2Rの開始である。
中々バンドとして人気が出ない現実を知ることになる。さらにダイヤモンドダストが挑発をしに来る。
そして、ついに対バンライブの日になる。さらに仁菜がボーカル・ギターになる。
実は「過去一番仁菜の過去がわかる回」である。
今回は「ダイヤモンドダストとの和解」と「縛られていた過去や物への別れ」という感じに見える。
実は「和解エンド」といういい感じの終わり方である。
対決?
今回は「ダイヤモンドダスト」は曲を一切演奏していない。
ここから分かると思うが今回は「対決」が主軸ではない。「出会いと別れと応援」がテーマである。
よく見るとダイヤモンドダストの挑発も挑戦状も彼女らの性格を熟知していた上での提案のようにも見える。
つまりダイヤモンドダストは同業者ではあるが敵ではなかった。というよりライブ風景を見るとヒナを含め陰ながら同業者として応援している。
ぼっち・ざ・ろっく!の廣井きくりの言葉を引用すると
敵を見誤るなよ
この一言である。ダイヤモンドダストに執着するのもこれで終わりのように感じる。
退所
やっぱり事務所を辞めてしまう。しかしインディーズではなくフリーとして活動することになる。
エンジニアの中田さんが優しすぎて泣きそうになる。
やはり一番責任を感じていたのはマネージャーの三浦さんである。
トゲナシトゲアリに同行していることから三浦さんも一緒に辞めたのであろう。ここまで負い目を感じているのは正直、胸が苦しくなってしまう。
過去
仁菜の過去だが行動力と正義感の化け物であるだけで何一つ間違ってはいない。
ヒナは止めようとするが仁菜は行動する。それによっていじめに巻き込まれてしまうがヒナは助けない。
実は自分語りをする場面でヒナの件を暴露して評価を落とすことも可能であった。
しかし、それをしなかった。いろいろな理由があると思うが自分語りの内に「ダイヤモンドダストは敵ではない」という事が分かったからであろう。
総評
今回は「対決回」ではなくトゲナシトゲアリのライブ回である。
正直、僕みたいな直接対決を望んでいた人は結構ビックリすると思うがダイヤモンドダストは一切演奏しない。
理由は簡単「ダイヤモンドダストに執着する理由がなくなった」からである。
仁菜もヒナも同じようなファンであった上、ヒナのおかげで仁菜も聞き始めたのだから。
これからは自分が好きなように活動するバンドとして活動する。そんな決意を感じるような終わり方である。