ドラマ
ドラマ:トリリオンゲーム
ジャンル:ビジネス
話 数:10話
備 考:Prime Videoで視聴
一言感想
ギャグや爽快パートは多いがストーリーや構成は難解 常識人が少ない
感想
2023年に金曜10時の枠で放送されていたドラマ。漫画原作の実写化である。
1~7話までは原作通りで8~10話からTBSオリジナル脚本である。
弱気だが技術はすごい平学と人を惹きつける力はあるが後先の事は考えない天王寺陽が大企業ドラゴンバンクに挑む話である。
このドラマは目黒蓮と佐野勇斗というイケメンアイドルが主役なので一見「簡単なビジネスドラマ」に見えるが結構、難解である。
やってることはシンプルではあるが言っている事はガチなので難しい。頭に入った情報は少ないのでレビューが薄くなってしまった。
さらに登場人物の名前も難しい。難しい読み方をする人しかいない。
これは原作も同じなのかもしれないが常識人が不足している。そして常識人はガクと桐姫の側近、長瀬くらいしかいない。
俳優
主人公のハルの俳優は目黒蓮さんである。
もう一人の主人公のガクの俳優は佐野勇斗さんである。
SnowManとM!LKというアイドルが出ているドラマである。
さらにtimeleszのアイドルになった原嘉孝さんもいる。
アイドルドラマである。
そして桐姫の役は今田美桜さんである。
今(2025年5月現在)の朝ドラ「あんぱん」の主人公である。
因みに今田美桜さんと目黒蓮さんはもう一作品の共演があったためめめみおという愛称ができるほどである。
このドラマ実は高身長の俳優が多い。180cm超えの俳優がごまんといる。
主役の2人(目黒:185cm 佐野:180cm)、祁答院役の吉川晃司さん(182cm)、長瀬役の竹財輝之助さん(181cm)など。
そのためガクとハル、祁答院が同じくらいの身長に見えるので高身長具合に気付けない。
ただ祁答院は吉川さんなのでガタイだけで大きく見える。
その分、女性は平均身長が多いのでかなりの身長差があるように見える。
流石に男女ともに高身長が多いTOKYO MERには劣るがTBSドラマの中でも高身長が多い。
ビジネス
ビジネスドラマだが、結構リアル志向なせいで理解するのが難しい場面が多い。
アトムの童で詳しく説明していたところがトリリオンゲームではアッサリとした解説で終わることも多い。
特に持ち株関連や委任状と株主総会の優先順位とかは前提知識がないと分からないかもしれない。
なので、このドラマを理解するためにはアトムの童を見ないと詳しくわからない場面も多い。
Airdog
このドラマは至る所にAirdogが写っている。
普通の場面からカットイン的に映る場合も多い。
まるでもう一人の主人公みたいに。
なぜこうなっているか簡単に言うとAirdogがスポンサーだからである。
TBSの金曜10時のドラマの場合、大体の場面で写るらしい。
不適切にもほどがある!、#家族募集します、なんと未来の荒廃的な世界が主な舞台のペンディングトレインにも登場する。
勿論、不自然にポッと出る事はない。日常的な場面で写る。
しかし今作の場合は、かなり写っているのでちょっとビックリしてしまった。
テーマ
このドラマのテーマは「チャレンジすること」と「人を信じること」である。
ジャイアントキリングは単純には出来ない。なので時には違法スレスレの手を使ってやっている。
ハルは詐欺師のような手口でガクはクラッカーのような手口でやっている。
しかしチャレンジしなければ、そもそもトリリオンゲームは大企業に育たなかった。
これはどんなことにもチャレンジしろっていう事だ。
そしてドラマにはいつもハルを信じて良いのか?ってガクが疑問に思うシーンが多い。
何故ならハルは手段を選ばない男なので色々な事に手を出したり時には冷酷な事をする。
なので裏切りをしたのか?って思ってしまうような描写が見られる。
ただガクを信じて良いのか?ってハルが疑問に思うシーンはない。理由はハルはガクを信用しているからだ。
そう人を信じることも大切っていうことが分かる。
総評
ビジネスドラマだが日曜劇場には出来ないほどダーティーなことをしている。
しかし下剋上ストーリーで爽快系ストーリーなのでスッキリとして見られる。
ビジネス用語や株式の仕組みがわからないと難しい場面も多いのでそこは気をつけて欲しい。
次に見るアニメはアニメ版トリリオンゲームである。
原作準拠なのはアニメ版の方であるが、ドラマで1話で済んだものが3話位になってることも多い。
逆に言えば進みが遅いので原作までのところしかやらない。