アニメ
アニメ:トリリオンゲーム
話 名:ITの盃
備 考:Prime Videoで視聴
一言感想
暴露系マッチポンプとか反社風の演出など相当ドラマでは放送できない場面が多い
感想
「トリリオンゲーム」の18話。
ここもドラマにはない原作だけのオリジナルパートである。
今回は前半はメディア帝国編で後半はソシャゲ開発編である。
メディア帝国編は資金調達を兼ねて皇興業へ行く。
暴露系YouTuberオサバキの使い方がドラマのトリリオンTVで記者として使っていたのではなくアニメでは皇産業との接点を作るためのコマとして使っている。
そしてソシャゲ開発編は蛇島と桜と一緒にゲームプチプチランドを完成させる。
ただドラゴンバンクが似たようなゲームを同時にリリースして妨害する。ここはドラマと同じである
ドラマでは芸能人とゲームをコラボさせる戦略を取っていたがアニメでは芸能人を使った口コミという、このアニメでは正攻法に近いやり方である。
オサバキによるマッチポンプ、反社みたいな演出、飲料ではないものを飲むなどドラマでは怒られそうな描写のオンパレードである。
何故、重要であるはずの部分をカットされたのが分かった。
ドラマでやらなかった理由2
前回、反社的な描写や用語説明が難しいなどの理由があると思ったが他にも盃のシーンとオサバキマッチポンプシーンもある。
ハルと祁答院のみ酒ではなくマウスウォッシュという、皇社長がハルと祁答院を試すための行動をするシーンがある。
勿論、マウスウォッシュは飲み物ではないのでドラマでは真似しない為にカットされた可能性もある。
このシーンが出たせいでドラマでは省略してもやむ無しと思ってしまった。
そしてオサバキをマッチポンプ的に使うのも昨今の芸能界的には難しい場面である。
皇社長の芸能事務所にオサバキが暴露させる事を伝えて暴露をやめさせるという手段だが昨今のクリーンを標榜している芸能界には難しいシーンである。脅迫などをしているためだ。
特に創業者の問題で新会社で出直す事になった事務所に所属している目黒蓮に、その事をさせるのは相当な問題である。
この2つで資金調達編がドラマではなぁなぁになったのは頷ける。
ドラゴンバンク
ついにドラゴンバンクが本当にトリリオンゲームをライバルだと思い始めた。
ドラマでは徹頭徹尾、敵だと思っていたがアニメでは本格的に敵対するまで18話掛かっている。
そして社長令嬢である桐姫もドラマでは社長の次に権力がある感じであったがアニメでは全く権力がないように見える。
このアニメは桐姫はただの飾りに過ぎない。ガクとハルvs黒龍社長の直球勝負だ。
総評
今回はトリリオンゲームの売上がV字回復してどうにか窮地を切り抜けた話である。
次回も原作にしかない展開であるが少し6話の内容と被る所がある。
因みに天ぱ組やヒムロのようにいつも出ているゴップロ所属タレント以外に、マツコ・デラックスに似ているキャラクターのタレントも出てくる。
次回はもっと売上を上げる方法である。蛇島がドラマ以上に役立っている。