ポスト
投稿者:おがたつ@中学数学専門
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中3の夏休みにサイコロ1万回振って確率が本当にどの目も1/6に近づくのか調べてた中学生がいたけど、大数の法則ってなんなのか教えてもらってないのかな。
— おがたつ@中学数学専門 (@OgaTatsu_NAC) 2024年8月29日
それだと標本調査がどーして成り立つのか全然理解できないだろうね。
一言感想
僕みたいな浅学でも分かる「学び」の履き違え
感想
教師を経験している「中学数学専門の塾講師」のポストだが、まぁまぁ炎上していた。
そりゃそうだろう。学ぶので大切な「疑うところから始める」ことを笑っているのだから。
何かのテレビ番組で「体験して学ぶ」のは養老孟司氏も大事だと言っていた。
さらに引用や返信でも「明らかに理系の人達」が反論をしていた
このポストを投稿したのが「一般の親」だったら良かったのだが「塾講師」である。
本来なら応援する立場なのを忘れている。
実は
実はほぼ同じことを「高校生の時の数学の授業」にやっていた。
「サイコロを50回振ってひたすらメモをして、確率を求める」的な事を。
そして、その時に「数学の教師」に言われた事をこのポストを見て思い出した
確か「想定と実際では違う」と。
そう、この実験は
- 想定通りになれば自分の考えは正しいと書ける
- 想定通りにならなければそうなった理由を考えて書ける
という「机上で考える人には浮かばない、頭の良い実験」である
言い訳
後に言い訳を投稿している。
https://x.com/OgaTatsu_NAC/status/1829295466217168911
「指導できてないのが問題」と言っているが「大数の法則」は「高校数学」の範囲だ。中学で習う範囲ではない。
塾講師であるあなたがやれば良い。
「後出しジャンケンで喜んでいる大人」を見てるみたいだ。
中3でそれを頭に入れているなら「相当な天才青年」である。
総評
多分、本人は「日本の教育は酷い」をしたかったんだろう。
ただ、実際は「子供を馬鹿にして、習わない範囲を学校のせいに擦り付ける」という二重にも酷いポストである。
塾講師であるなら支えてほしい。それだけである。