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アニメ話数レビュー3 ぼっち・ざ・ろっく!3話「また明日」

アニメ

アニメ:ぼっち・ざ・ろっく!

話 名:馳せサンズ

備 考:Prime Videoで視聴

一言感想

奇行と謎シーンのオンパレード。ついに皆が知ってる「ぼっち・ざ・ろっく!」へ

感想

「ぼっち・ざ・ろっく!」の3話。

ついに後藤ひとり(以下ぼっち)の奇行や実写やペープサートのような変なシーンがかなり増えた。ただぼっちがメタモルフォーゼするのはまだ先の出来事である。

喜多郁代(以下喜多)がついに登場する。実は喜多はギターが全く弾けない。

そして結束バンドの元メンバーという事が分かった。

ぼっちに隠れているが喜多も結構奇行が多めである。この話を見ただけで3話分のぼっち以上に。

この回から伊地知虹夏がツッコミ役に徹している。お笑いで例えるならボケ役3人とツッコミ役1人がいる感じだ。

声優

喜多郁代の声優は「長谷川育美」さんである。

ソシャゲをやっている人なら一度は声を聞いたことがある声優だと思う。

ウマ娘ではミホノブルボン役、ブルーアーカイブでは一之瀬アスナ役、Fateシリーズではアルクェイド役をやっている。

一通り声を聞いてみると今回の演技は「一之瀬アスナにもっと元気を足した感じ」である。

感情が乏しく声も抑揚がないミホノブルボンから知った人から見ると全然イメージが違うと思う。

この声優の演じた役から見てみるとミホノブルボンのような役の方が例外である。

ベース

喜多がギターではなく6弦ベースを間違えて買ってしまうシーンがある。

6弦ベースはL'Arc~en~CielのNEO UNIVERSEで使われたことで有名である。

さらにフレットレス・ベースというフレットがないベースもある。これは中野テルヲが使っている。

こういったようにベースには例外があるので覚えていて損はない。

そしてギターにも例外がある。弦が2倍の12弦ギターというのがある。さらに面白いのはギターを2つくっつけたような見た目の「ダブルネックギター」というのもある。

僕はDaft Punkの「Robot Rock」のPVでしか見たことがない。

奇行

3話になると一つ一つ書くのが面倒臭くなるくらいぼっちの奇行が増えた。さらに喜多や山田リョウの奇行も多いので全体的に奇行シーンが増えた。

「ペープサートや風船」のような実写シーンも多く、これからの「ぼっち・ざ・ろっく!」の路線が分かる。

正直、前回までの「正統派バンドアニメ路線」で行くと一時は話題作になると思うが人気が出ないと思った。

ただぼっちのメタモルフォーゼはないのでツチノコやメンダコになるのが楽しみである。

総評

3話になると本格的なギャグアニメのように見える。

そして喜多郁代という「もう一人の変人」が加わったおかげでギャグ要素が増えた。

1話ではロックしか言わなかった虹夏も徐々に全員のボケのツッコミ役として本領発揮する。

最後のオチである「山田リョウが野草を食べて凌いでいる」は平沢さんがブログに書いた話を思い出す。

要するに「残りの所持金*1で野草の本を買って野草を食べて凌いでいる」という話だ。

全文を読むと「苦労と挫折、そして這い上がりの泣ける話」なのでぜひ見てほしい。僕は苦労話が物凄い苦手だが、この人の場合は別次元の自分を罵っている体で書いているのですんなりと見れる。

*1:デビューしたせいで顔が知られているのでアルバイトが出来ない