ポスト
投稿者:むげんびっと@ゴリパラゲーム開発中!
ゲームが作りたくて入社したのに、ソシャゲ全盛期でスキルアップになることを全くさせてもらえず、そのまま中堅になった人が「会社から企画を出せと言われるけど、一度も企画の作り方教えてくれなかったくせに今更何言ってるんだ」と文句を言ってたけど、まさにそれが今の日本のゲーム会社の現状。… https://t.co/g01GdlMdLb
— むげんびっと@ゴリパラゲーム開発中! (@Mugen_Bit) 2024年12月7日
一言感想
引用元と趣旨がズレててもバズりを狙いたいインディーゲームクリエイターの戯言
感想
賛否両論があるポスト。僕が「インディーゲーム制作者というのが嫌いな理由」のすべてが詰まってるポスト。
自国下げ、僕はもっと良いゲームを作れる自慢、大手は腐ってる論。全てインディークリエイターが多用しているものである。
正直に言うと引用元の趣旨も汲み取れてないので、ただの「中国大好きアピール」をしているだけである。
むげんびっと氏はゲーム会社の重鎮のように語っているが40歳からゲーム制作を始めた、ただのインディークリエイターである。
なのでこれは「インディークリエイターの勘違い独り言」であるが重鎮っぽいのでバズってしまった。
ソルトマン氏は何を言いたかったの?
ソルトマン氏が日本下げをしたくてこんなポストをしたわけではないのは「このポスト」を見れば一目瞭然である。
ソニーの角川買収報道で懸念を示してる奴がいるが、角川は中国テンセントの子会社Sixjoy Hong Kongからも出資を受けてたのでテンセントも買収を狙ってたと思う。日本のエンタメが中国資本になるのは避けないといけないのでソニーの買収はファインプレーだよ。お前らフロムが中国企業になるのは嫌だろ? pic.twitter.com/Ad2QuyA2iJ
— ソルトマン (@saltman_X) 2024年11月19日
日本下げをしたい人が「日本のエンタメが中国資本になるのは避けないといけない」とは言わないだろう。
さらに言えば、この人は結構スクエニやソニー、カプコンのような日本企業に優しい。それもそのはずだ。彼は日本のゲーム会社全体を言っていない。
彼は何を言ってるのか?よくソルトマン氏のポストを見てほしい。
日本のソシャゲメーカー
そう、スクエニやソニーのような会社を指している訳ではなくモバゲーやグリー、Cygamesのようなソシャゲが有名な企業の話である。
それをむげんびっと氏の読解力が無いせいで湾曲してしまい「日本のゲーム会社全体」になってしまった。
つまりソルトマン氏は読解力皆無おじさんの被害者なのである。
インディークリエイターが重鎮のように語るな
この人の嫌なところは「いちインディークリエイターなのに業界の重鎮のように語る」ところである。
前述の通り40歳からゲーム制作を始めた人であるので全く重鎮でもないのである。
もう一つ「偉そうに語るなぁ~」って思っているポストが1つある。
ゲーム規制で版号の無いゲームが一気に中国から締め出されたことで「中国市場は終わった」と言われてたけど、黒神話の爆発的ヒットがあったように、中国市場は終わるどころかむしろ始まってる。
— むげんびっと@ゴリパラゲーム開発中! (@Mugen_Bit) 2024年12月7日
終わっているのはソシャゲに魂を売り渡して、ガチャゲーばかり開発しまくってた企業の方。… https://t.co/jr1bRrf3eC
実はこれを別所で貼って批判したことがあるが「お前は裏取りすらしてない情報で感情的になるな(意訳)」って怒られたので今回は分析もする。
この記事を見てほしい。
自分の場合は全くの無名で、ゲームが作れる知り合いも周りにいなかったので、プログラムもグラフィックも全てネットで知り合った方に、レベニューシェアを絡めた有償の契約でお願いすることになった。
つまり外注をしているのである。なのにポスト内容はこれである。
誰でも知っている有名タイトルのグラフィックのほとんどをそこが作ってた。
要するに「ネットでの外注は良いが海外への外注は良くない」ということである。
この人は全てが国産じゃないと駄目っぽいので今すぐスマホやパソコンを捨ててほしい。
さらにゲームを作らず外注だけしている人だから知らないと思うがゲームエンジンというのはUnityやUnreal Engineのようにほとんど海外製である。
無知をさらしてしまった例である。
さらにnoteとこのポストの矛盾は他にもある。中国の話である。
ポストはこのように書いてある。
中国市場は終わるどころかむしろ始まってる。終わっているのはソシャゲに魂を売り渡して、ガチャゲーばかり開発しまくってた企業の方。
なのにnoteではこんな事を書いてある。
中国政府は中国国内におけるゲームの規制を強化し始めた。大手ですら中国のストアにリリースすることが難しくなった。(中国で販売するために必要となる版号の取得が難しくなった)
そしてダークブラッドを取り扱ってくれていたパブリッシャーも、当局からストアに掲載していたゲームを全て取り下げるように指導を受け、結局ダークブラッドもストアから撤去された。
のようにダークブラッドというゲームは中国のゲーム規制のせいで全く売れなくなってしまったのである。
この事から、むげんびっと氏の「あそびるど」という会社はソシャゲに魂を売り渡して、ガチャゲーばかり開発しまくってた企業なのであろう。
どこが「中国市場は終わるどころかむしろ始まってる」のか教えてほしい。
何で中国賛美をし始めたの?
ここまで中国にマイナスイメージしかない人が何で中国賛美を始めたのかと言うと一つ心当たりがある。
台北で行われるイベントに出展するのである。
僕は台湾と中国を一緒くたにしたくないが、むげんびっと氏は台湾と中国を同一視しているように見える。
現に2つのポストは台北のゲームイベントに参加すると発表して以降のポストである。
ここまで中国に翻弄された人が急に中国賛美をするようになってしまうとバックの関係を疑ってしまう。
「台北のイベントに参加したいなら日本を下げて中国を賛美してほしい」と誰かが言っているのか。
総評
ソルトマン氏の主語が「日本のソシャゲメーカー」なのに対し読解力が無かったむげんびっと氏は「日本のゲーム会社全般」と解釈してしまった。
そのデカ主語のせいで僕は流れてきた瞬間に不快になった。
- 引用元と趣旨がズレている
- ただ自説を語りたいだけ
- ゲハ特有の日本下げ
これは僕がインディーゲームクリエイターが嫌いな理由の1つである。
お前もむげんびっとみたいに主語がデカいなって思っている人も多いが実際、こういう人しか居ないのでこういう感想になってしまう。
台北のイベントに出展するからその浮かれのせいで中国賛美をしているなら物凄く愚かな人である。
バックに誰かがいるなら中国という国が怖くなる。