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アニメ話数レビュー18 ガールズバンドクライ6話 「はぐれ者讃歌」

アニメ

アニメ:ガールズバンドクライ

話 名:はぐれ者讃歌

備 考:Prime Videoで視聴

一言感想

新しいメンバー2人と登場 そして棒読みキャラが登場

感想

「ガールズバンドクライ」の第6話。今回は「新しいメンバー」のルパと海老塚智が増える。

これで遂にキーボードとベースが追加される。

実は今回は伏線が回収される。身近に居た人が実は音楽活動をしていたという伏線である。

さらにフェスの話が舞い込んでくる。さらにフェスにはダイヤモンドダストが参加する。

そしてルパが棒読み過ぎて気になる。せっかく安和すばる役の声優が上手くなったのにルパのせいで台無しである。

伏線

ネタバレになるので避けるが実はルパと智は第1話からいる。

そして仁菜も桃香もすばるも全員会っている。ただ「ある変装」はしているが。

カンの鋭い人はオープニングで分かるかもしれない。

演技

前述の通りルパの声優が下手である。結構な棒読みで最初は唖然としてしまった。

せっかく安和すばる役の声優が上手くなってきたのに台無しである。

一応このアニメ特有の「リアルバンドが声優」という事情はあるが棒読みが目立ってしまう。

しかも彼女は5話も経験は積んでいる。なので、ここまで下手だとは思わなかった。

ただ、あと7話あるのでこれからの成長に期待である。

バンド

ルパと智の追加により5人組バンドになった。ボーカル、キーボード、ギター、ベース、ドラムというパートになる。

ボーカルギターじゃない変な編成と思う人もいると思うが、僕から見れば馴染みがある。何故なら「ダモ鈴木脱退前のCAN」と同じパートだからだ。

CANというのは60~70年代に西ドイツで活躍したバンドで楽器担当全員が超絶技巧なバンドである。

CANのパートはイルミン・シュミット(キーボード)、ミヒャエル・カローリ(ギター)、ホルガー・シューカイ(ベース)、ヤキ・リーベツァイト(ドラム)である。

そしてボーカルだが変わった経歴の人がボーカルをしている。芸術家のマルコム・ムーニーが初代ボーカルでヒッピーのダモ鈴木が2代目ボーカルである。

理由は単純であえて下手なボーカルを入れたからだ。マルコムはガサガサ声でダモは日本語訛りの英語である。

しかし双方とも感情がこもったボーカルである。なので音楽としては問題はない。

ただ5枚目のアルバムでダモが脱退してしまう。以降はボーカルを入れず一応メンバーがボーカルをやっている曲もあるがインスト曲が多くなった。

そのCANと同じ編成である。

衝突

今回は「目標」で揉めている。

端的に言うと「メジャーデビューしてダイヤモンドダストを見返したいと言う仁菜」と「目標はない桃香」のぶつかり合いである。

しかし根本的な解決にはなってない。このまま長引きそうな揉め方である。

せっかく5人組になって早々解散するのはヤバいので早く解決してほしい。

総評

今回は「新メンバー加入回」である。よく今までベース無しでバンド結成したなとは思っていたが。

ただ一つ、メジャーデビュー関連の「このまま長引きそうな衝突」が気がかりではある。溝が出来ているのが分かる。

そして棒読みが気になってしまう。このアニメの方針なので仕方ないが、もうちょっと上手い人を連れてきてほしかった。