ドラマ
ドラマ:アトムの童
話 名:Stage5 買収完了
備 考:Prime Videoで視聴
一言感想
ブレイクした方法とゲームショー、そして不穏な終わり方
感想
「アトムの童」の5話。
今回は配信サイトに弾かれてしまい自社サイトしかダウンロードできない「アトムワールド」と興津社長との対峙と売上に悩むのと新しいアイデアの登場である。
そして新しいアイデアのおかげで一躍アトム玩具は有名企業になる。
最後はアトム玩具にとって救われない終わり方になる。支店長の腹黒さを認識させる終わり方である。
しかし自分の描いたキャラクターをゲームに登場させる事を閃くのは凄い。ここは那由多のアイデアの凄さを見せつけられた。
今回はゲームショウもあるが、やっぱりという結果である。ただ別のショーで「ある賞」は取った。
興津社長
興津社長の言葉「粗製乱造を防ぐために審査を厳しくしている」の話だが同意する上に現実でもこのくらい厳しくしてもいいとは思う。
まぁ2022年と2025年でのインディーゲームの考え方の違い方もあるがアセットフリップや謎のソフトウェアだけになってしまったeショップの現状を見ているとそう思う。
このままだと「インディーゲーム版アタリショック」が起きてしまう。なので独自基準でも良いので同じようなことをしてほしい。
そして興津社長が何故墓参りしたのかは気になる。そしてアトム玩具のブレイクにより興津社長の心境に変化が感じられる。
今のところ色々と嫌味に聞こえるが実は違い本当に心境に変化しており後の伏線になる。ただお楽しみにとしか言えない、
キャラクター
今回は「キャラクターを利用する」ということを知る回である。
これは任天堂やセガやナムコが良くやっている「IPビジネス」である。
マリオやゼルダ、ドンキーコングのようなキャラクターのような知的財産(IP)を使うビジネスのことである。
最近は任天堂も力を入れておりUSJにマリオやドンキーコングのアトラクション、マリオの映画を作っている。
しかしキャラクターが有名になったのでゲームを付けるアトム玩具と違い任天堂のパターンは「ゲームが有名になったのでキャラクターを使う」というパターンである。
さらに技術を使ってゲームに登場させる。現実の絵からゲームに登場させる事はあるが、今回は立体なので実現させるとしたら意外と難しい。
ただスマホで手軽にスキャンすることは出来るのでPCと連動させて使っているのだろう。
俳優
人気YouTuberの役だが芸人の岡野陽一さんである。
借金が多いギャンブル大好きクズ芸人としても知られており同じくTBSの水曜日のダウンタウンに良く出ている。
顔がそのまま岡野さんなのを除けば演技はとても上手い。
更に今回はキヨも出る。これは本人役として。ただ僕には「キヨ=ホラーゲーム」というイメージがあるのでどっちのゲームの案件が来るようには思えない。
因みに高橋名人も本人役として出る。
最後に出てくる銀行員を演じているのは安藤彰則さんである。実はチョイ役程度しか役はないが日曜劇場に出てる数では阿部寛さんや堺雅人さん並みに出ている隠れた俳優である。
総評
今回は上げて落とすパターンである。
実は「立体造形物をゲームのキャラにするパターン」は珍しいので、ここは普通に斬新なアイデアだと思った。
しかしアトム玩具は大変なことになってしまう。こうなってしまった以上、那由多は諦めざるを得ない。
これだとドラマは終わってしまうが、まだ4話も残っている。
なので何処かで再出発するのであろう。
そして支店長はもう一度敵として出る。今度はSAGASの敵として。