アニメ
アニメ:PUI PUI モルカー(シーズン1)
話 名:タイムモルカー
備 考:Prime Videoで視聴
一言感想
映画パロディだけど8話と同じく監督のテクが光る
感想
「PUI PUI モルカー」の11話。
今回は「タイムスリップ」の話である。
タイムモルカーが原始時代へタイムスリップしてモルカーの祖先に会う話である。
映画パロディが何かはモルカーの色や博士で分かりやすいが後述することにして
今回注目してほしいのは撮影技術である。
ストップモーションアニメとしては異端な事をしている上、よく見ると大変な事をしている。
これは時間がかかったんだろうなって思ってしまう。
映画パロディ
- モルカーの色
- 独特なドア
- 白髪の独特な髪型の博士
これだけでバック・トゥ・ザ・フューチャーのパロディでありモルカーは作中のデロリアンのパロディだと分かる。
デロリアンことDMCはガルウィングドアなのでモルカーで再現すると長髪のモルカーになる。
さらに細かいパロディとして
- 電気自動車化
- タイムスリップする時の稲妻
など結構なパロディである。
モルカーの中でも細かいパロディが多いので見里監督が好きな映画かもしれない。
因みにマーティではなく女性の助手である。
そこだけは原作と違う。
技術
最初から物凄い物を見せられている。
真ん中の人が高速である。ただこれはストップモーションアニメである。
つまり高速にすればするほど撮る回数が多くなるのである。
最初は物凄い数撮っていると想像できる。さらに周囲の人達も動かさないといけない。
次はリアルなモルモットの登場である。ただでさえ人間とストップモーションの相性は悪いのに動物となるともっと相性が悪いのは分かる。
さらにモルモットという小動物なので結構動くモルモットは動く。
しかし、この監督は実写とストップモーションアニメの両立をした。
そんな僕でも分からないのは後ろはどう見ても映像なのに人間はストップモーションというシーンである。
多分、合成であるが合成にも見えないので、どういう撮影をしているのか分からない。
総評
11話目はBTTFパロディである。
見里監督の好きな映画というのがヒシヒシと伝わる。
そして今回は見里監督含めた撮影陣の技術の高さも判明する。
因みに今回出てきたモルモットは監督が飼っているモルモットである。
次回で最終回である。次回は人も出てくる。