ゲーム
タイトル:脳を鍛える大人のDSトレーニング
ジャンル:脳トレ
対応機種:DS
発 売:任天堂
一言感想
ご存知、頭を意外と使うゲーム だけどマイクと画面の気分によってる部分は多い
感想
脳トレブームを巻き起こしたDSソフト。
簡単な計算からちょっと難し目の人数を数える計算まで色々な脳トレができる。
実はこのゲームはマイクの性能も良い方ではないし、文字認識も良い方ではない。
なので正しく喋っても誤反応する上、文字認識も適当に書いても認識するのである。
そのためマイクと画面の気分次第な所もある。
このゲームの大きな問題はほぼ30代以上向けみたいな所だ。
実は脳年齢は20歳が上限である。なので20代がやっても良い評価が出ても年相応判定になるため全く評価されない。
大人のと書いてあるので20歳でもやっても良いのにこれでは困ってしまう。
脳年齢チェック
このゲームのメインコンテンツである。3つのテストで脳年齢が何歳か分かる。
声が出せる場面か出せない場面でプレイする脳トレが変わる。
声が出せる場合は文字の色を言うテストや数字をなるべく早くカウントアップするテストが追加される。
声が出せない場合は3文字の単語を瞬間記憶するテストや問に該当する数字は幾つあるか数えるテストが追加される。
このゲームの欠点として音声認識が弱いので正確な数字になるのは出せない場面である。
とは言っても文字認識、特にひらがなの認識も弱いが、文字なのでまだカバーできるのである。
トレーニング
このゲームのもう一つのメインコンテンツである。
脳トレが幾つかある。個別に紹介する。
計算20&計算100
シンプルな足し算や引き算、掛け算をするだけである。
そして難しいになると割り算が追加されるが小数点とかは出てこない。
ここは小学生レベルの算数なので躓く所はない。
名作音読
小説を音読するだけであるがルールが分かりづらいというかルールもない。
速読すればいいだけなので適当に読んでもいい。
そのため適当に読まなければ良い点を狙える。
瞬間記憶
数字を瞬時に記憶して小さい順にマスをタッチする。
このトレーニングの難しいところは一番小さい数字が1からではない事が多い。
3から始まったり5からの場合もある。
そして一番大きい数字も10とか11という2桁なので結構難しい。
因みに最高12個覚える必要がある。
文字数え
漢字交じりの文章をひらがなに直したら何文字あるかを数えて答える。
しかし普通に使う文が多いなら良いが問題は四字熟語や普段遣いしない様なことわざとかを入れてくる所である。
快刀乱麻や一石二鳥程度なら良いが中には特殊な読み方をする単語もあるので惑わされてしまう。
これは国語力がかなりないと、きついトレーニングなのかもしれない。
人数数え
家に人が出たり入ったりして止まった時点で家に人が何人いるかを数えて答える。
今作の中でも難しい。まず出る人も入る人も数秒しか映らないので覚えながら数えるしかない。
そして難しいになるとかなり修羅になる。なんと家の煙突から入ったり出てくる人が出てくる。
さらに高速なので真剣に数えないといけない。
難しいトレーニングである。
三角暗算
3つの数字から隣り合う2つの数字だけを足したり引いたりする。
このトレーニングは普通に負の数が答えの場合がある為、中学校レベルの数学知識は必要である。
難しいになると数字が4つになって1段階暗算が増える。さらに負の数が出てくる頻度が多くなる。
時間計測
時計を2つみて何時間何分経過したかを答える。
一番難しい。何故ならアナログ時計のシステムを理解していないと分からないからだ。
なので時針は普通にズレたりする。ただ分針は中途半端な時間は示さないのでそこだけは救いである。
しかも時計が小さいので見づらい。
音声計算
簡単な計算をして答えを口で言う。
このゲーム特有の音声認識の甘さがここでも出現する。
正しい答えを言っても普通に間違えてしまう。
なので発音よくハッキリ言わないと認識してもらえない。
総評
革命的なゲームではあったが音声認識や文字認識が結構弱い。
それで少しストレスを感じてしまった。
因みに思った以上の反響があったのか何作品も出ている。
それに3DSやswitchにも出ているので一定以上の人気はあったのだろう。