ふりーむのゲーム
タイトル:HTMLRPG 星のスタリオン
ジャンル:RPG
作者:hibu
一言感想
ゲームブックをhtmlで再現 やっぱり運次第なところはある。
感想
ゲームの作者が寝食を忘れるほど熱中したゲームブックを今風にHTMLで再現したRPGゲーム。
なのでOSが異なっても普通に遊べるという面白い作品である。
ただゲームブックそのものに言えることであるが運が100%絡んでいくのは少し厄介な所である。
さらに戦闘のテンポもサイコロで決めるので物凄く悪い。
しかもこのゲームは武器もあんまり手に入らないので最初のステータスに依存してしまう。
ゲームブック
若い読者には「ゲームブック」と言っても分からないだろうが説明する。
意外と古くからありTRPGと同時期には出ていた。
さらにTRPGの死活問題である友人などのプレイヤーも必要ないので手軽にプレイできる。
必要なのは鉛筆と消しゴム、そしてサイコロである。
筆記用具とサイコロが必要なのは面倒だがコンピューターRPGが出る前の話なのでそれでも手軽である。
そしてダメージ計算とかも自分でしないといけない。これをやるとコンピューターRPGの凄さが目に染みて分かる。
このゲームでは必要ないが本来のゲームブックは指定した段落を読まないといけない。もっと面倒である。
ただ友達が居ない人はウィザードリィやドラゴンクエストが出る前は頑張っていた。
ダンジョン
このゲームでは重要なのはマッピングという事である。ゲームブックでは必要ないが意外とマッピングが鍵を握る。このゲームはhtmlのリンクなので同じところをグルグル回ってしまうことも多々あるので気をつけてほしい。
因みにダンジョンは1つだけである。短いRPGである。
ステータス
このゲームのもう一つの大事な要素としてステータスがある。というかこのゲームはステータスに左右される。
攻撃力も防御力もサイコロを1つ振って出た数字+10なので最低11で最高が16である。
武器もしょっぱいので頑張って14以上は出したい。そうしないとラスボスは相当苦労する。
戦闘
このゲームは戦闘にも左右される。サイコロを2個振って出た目+攻撃力で、防御力もサイコロ2つ振って出た目に防御力が加算される。
つまり味方の攻撃&防御は高い目を出して、敵の攻撃&防御は低い目を出さないといけない。
戦闘システムの珍しい要素としてカウンターがある。
敵/味方の防御力が攻撃力を上回る場合はカウンターとして自分の攻撃の場合は自分のHPに敵の攻撃の場合は敵のHPにダメージを与えられる。
なので高い目を出さないと普通にカウンターでダメージを受けてしまう。
これにも気をつけてほしい。
総評
昔懐かしのゲームブックであったがゲームブックをそのまま作ってしまった。
カウンターシステムなどは良かったが問題はステータスである。サイコロを2回振っても良かったかもしれない。
因みにゲームブックは今でもリバイバルなどを続けて残っている。
ただし今だと意外と不親切な所も分かるのでゲームブックをやりたい場合はこのゲームから始めたほうがいい、