アニメ
アニメ:ウマ娘プリティーダービー(シーズン1)
話 名:第7R「約束」
備 考:Prime Videoで視聴
一言感想
サイレンススズカと秋の天皇賞 アニメでも悲劇だが現実はもっと悲劇
感想
「ウマ娘プリティーダービー」の7話。
菊花賞で負けたスペシャルウィーク。そして秋の天皇賞に出走するサイレンススズカ。
悲しいのがこれが現実でも起きたことである。
詳しいことは後述する。ただこれはウマ娘であるとだけ。
菊花賞
菊花賞だがウマ娘では3分で終わった。しかし本当のレースを語るなら3分では終わらない。
実は菊花賞は史実ではかなりの重要なレースでありセイウンスカイ、スペシャルウィーク、キングヘイローという三強が出ているレースである。
そしてセイウンスカイが1着、スペシャルウィークが2着、キングヘイローが5着である。
ここで分かると思うがウマ娘ではキングヘイローが全くフォーカスされていない。
フォーカスはされていないがウマ娘になる程なので相当な強い馬である。しかし同時に世代が違えば勝てる馬でもある。
1998年当時は最高2着、最低14着という1着にはなれない馬であった。
GIのタイトルを初めて手にしたのは2000年のことである。
凄いのはタイトルを獲得するまで11回もG1を出走したことである。七転び八起きを体現した泥臭い馬である。
タイトルを獲得するまで何回も出たキングヘイローと100戦以上も負け続けたハルウララ。実は似た者同士だったのである。
秋の天皇賞
サイレンススズカが出た本当の秋の天皇賞にはヒシアマゾンもメジロライアンもウイニングチケットも世代が違うので出走していない。
ウマ娘で実装された中ではメジロブライトとステイゴールドだけである。
そして、このレースでサイレンススズカは亡くなってしまう。
実は前回説明した治らない骨折をした馬というのがサイレンススズカである。
骨折の内容は粉砕骨折である。人間でも治癒に時間を要す骨折であり後遺症が残る可能性もある骨折だ。
治癒方法が確立されていない骨折なのでレース後に予後不良で安楽死になった。
アナウンサー、ジョッキー、観客全員が感情的になるほどショックな出来事であった。
この出来事は沈黙の日曜日と呼ばれている。
そんな暗い終わり方をした馬だがウマ娘ではそんな結末にはならないので安心してほしい。
声優
サイレンススズカの声優は高野麻里佳さんである。歌唱するコンテンツに出たことがない声優であるが、この頃から主役級のキャラはやっていた。
本格的な人気になったのはお兄ちゃんはおしまい!であろう。緒山まひろ役で名前を一躍有名にした。
ヒシアマゾンの声優は巽悠衣子さんである。この声優も歌唱するコンテンツに出たことがないが主役作品でオープニングを歌っている。
ウマ娘声優の中でも古くから活動している人の一人であり2010年にKiss×sisで主役を演じている。
意外とベテランの声優である。
総評
今回は秋の天皇賞の悲劇である。
ただウマ娘ではここでサイレンススズカは離脱しない。そこは安心してほしい。
チームの仲間として側にいるしレースも普通に走れる。
次回はやっとスペシャルウィークがレースを走り様子も描写される。