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ゲームレビュー48 ICO

ゲーム

タイトル:ICO

ジャンル:アクションアドベンチャー

対応機種:PS2,PS3

発  売:SCE

備  考:PS2版をプレイ

一言感想

美しい景色がガビガビ画質で台無し 今やるならPS3

感想

2001年に発売されたゲーム。

美しい風景。言葉や説明がないのに何をさせたいのかが分かる単純さ。そして文章量は少ないのに伝わるストーリー。

どれかが無かったらこのゲームは名作とは呼ばれていないだろう。

ただ画質がガビガビである。元々PS1向けに作られていたという事もあるだろうが画質だけは酷い。何ならあまりにも画質が低いので一部のHDMIコンバーターが対応していない

そのためHDMIコンバーターを新しく買う始末であった。なので今やるなら画質が綺麗なPS3版をオススメする。

ストーリー

このゲームはキューブリック作品並に映像だけで語っているのであまり、あらすじとかストーリーは解釈に委ねられている。

生贄として城に閉じ込められた角が生えた少年イコが少女ヨルダと共に城を脱出するというストーリーである。

ただ、それ以外は語られることもない。

そして驚くのは文章量だろう。このゲームはムービーの文章量も少ない。一言二言しかイコとヨルダは喋らない。一番喋るラスボスでも長文で語らない。

そんな文章量のゲームだが最後は感動するし努力が報われる系のエンディングでもある。

映像だけで良い物は作れると証明した。

アクション

イコは簡単に言うと風のタクトのリンクである。

崖をよじ登る、鎖やロープを使って飛び移る、箱を引いたり押すなど色々なアクションが出来る。

紐状のものを使って飛び移る方法が少し特殊で飛び移りたい方向に背を向けて飛ぶマリオ64スタイルなので少し面倒だ。

これだけだと普通のアクションゲームにしか見えないが違う要素としてヨルダの存在がある。

運動神経抜群のイコと違いヨルダは鎖やロープを登れないし箱を引いたり押す事はできない。

なのでヨルダを支えながらイコは城から脱出しないといけない。

このゲームは敵もいる。ただし殆どの敵は倒すのが必須ではないしイコもHPがないので一時的な行動不能状態になるだけである。

ただしヨルダがさらわれたら話は別である。ヨルダがさらわれ闇に引き込まれたらゲームオーバーである。

武器は隠しを除くと3種類しかない上、1つはラスボス戦用の武器であるので実質2種類しかない。

しかも武器は謎解き用のアイテムとしても使う。なので武器として使う機会はあまりない。

そしてヨルダ専用の扉を開くと電撃が影を襲い一網打尽にできる。

なので敵は足止め程度である。

グラフィック

グラフィックは自然豊かな風景を見れる。さらに無機質ながら美しい城も見れるがPS2版のガッカリがある。それが一番の問題点の画質である。

昔の携帯で撮った映像レベルには画質が残念である。正直PS1の末期タイトルやニンテンドー64にも負けるくらいの画質である。

そのせいで分かりづらい謎や場所が多い。

さらに言うならコロンバスサークル製のHDMIコンバーターは対応していない。PS1のソフトは対応していないと書いてあるがICOも対応していない。

なのでPS1も対応しているYouzipper製のHDMIコンバーターを買う羽目になった。

せっかくの美しい風景が台無しである。PS3のHDリマスター版はそこが改善されている。

難易度

難易度は低から中である。このゲームはセーブポイントは少ないが何度もリトライできるしリトライ回数で評価が上下することもない。

しかし同時にHPゲージがないという事は一撃で死ぬって事の裏返しでもある。なので高所から落ちるとダメージではなくゲームオーバーである。

とは言っても難しいのは終盤のロープで飛び移る所くらいで後は詰むことはないだろう。説明はないがMYSTみたいに難しいゲームではない。

総評

画質が荒いことに目を瞑れば物凄い良いゲームである。

そしてこのゲームは今までのゲームの根底を覆した。

  • 説明がない
  • ストーリーをプレイヤーに委ねる
  • HPなどのパラメーターがない
  • 中断しても設定くらいしかいじれない

と、はたから見ればKOTYにありそうな感じのゲームに見えるが実際は計算され尽くしている。クソゲーにならないギリギリのバランスである。

一つでもバランスが酷ければクソゲーになっていたこともあり得る。

ただ奇跡の配合的なゲームなので普通に真似したら大失敗する。

ICOの大ヒット以降、強い主人公が無力な相方と協力する要素があるゲームが多くなったように感じる。

風のタクトバイオハザード4サバイバルキッズLost in Blueなど

特にゼルダの伝説ICOが発売された以降は相方と協力する要素が多くなった。

勿論、模倣ではなくICOによって成長したという感じである。