note
タイトル:5万円のswitch2を任天堂は3万円以下で売れるようになる画期的なアイデアの話
筆者:緒方ひろと
一言感想
それをやった会社もあるけど...そしてクオリティを誰が保証する?
感想
筆者がゲームを安くする方法として広告収入に頼ると言うスタイルを提唱しているnote。
結論から言おう。やったゲーム機と会社はある。ただ色々な問題があったが。
そして筆者はクオリティの面を見逃している。確かに広告を入れるのは良いアイデアっぽいが質が悪いと売れない。
さらにPS PlusやNintendo Switch Onlineに加入している人はどうするかも考えていない。
まだ机上の空論でしか無いことは留意してほしい。
実際にやったゲーム機
それはTiger Telematics社のGizmondoである。
本体は日本円で約4万円以上するという高価格すぎるゲームである。
なのでTiger社は廉価版を用意した。Smart Adds搭載のモデルは広告を表示する代わりに約2万円と価格を下げた。
ただ、このゲーム機。実はマフィアが関わっているヤバいゲーム機だった。
さらに廉価版でも当時から見れば高価格だった&ゲーム自体の質が悪かったのでコケた。
なので例外的なゲーム機でもある。
会社では実は任天堂もそういう事をやっていた。ディスクシステムのソフト帰ってきたマリオブラザーズは永谷園の広告が入る代わりに安く書き換える事ができた。
しかも北島三郎さんがゲームの広告にも出る。
なので大手もやっていた。
クオリティ
じゃあ立派な会社がGizmondoみたいなのを発売すれば良いのでは?って言うのがこのnoteである。
これも結論から言おう。YouTubeみたいに有料会員に多数が行くが正解だ。
まず広告のクオリティを考えなくてはいけない。YouTube含め多数のサイトがそれを無視した。
その結果、成人向け広告やAIの詐欺広告が頻繁に出る無法地帯へと化してしまった。
何故こうなってしまったか?それを紐解く前に日本のテレビCMは何故、一定のクオリティがあるかを言おう。JAROという組織があるからだ。
いわゆるBPOの広告版である。それがあることでテレビCMも一定のクオリティを保っているのだ。
しかしネットにはそんな組織が無い。本来はプラットフォームが率先して設置しないといけないが。
なので無法地帯なのである。そうなると簡単である。サイトそのものの評判も落ちる。
それをゲームに置き換えたら分かるだろう。日用品やヘアケア系は無いので名前が分からないインディーゲームが独占する。そうなったらゲーム機への批判も避けられない。
一定のクオリティを保つためにはやっぱり審査をする必要がある。しかしそこに人件費などを掛けられないだろう。それよりもゲームのクオリティなどを上げたほうが良い。
有料会員
そして有料会員の場合はどうするのかも考えていない。このままだとPS Plus、Nintendo Switch Onlineに入っているのに広告を見る羽目になってしまう。
簡単に言えばYouTube Premiumやニコニコ動画のプレミアム会員なのに広告を見せられるという変な事が起きてしまう。
そこも考えないと行けないのに筆者は全く考えていないように見える。
実装自体はOSに組み込み、広告配信用のサーバーなどを構築するだけなので、今年の秋までには実装できると思います。
とは言っているが事実、有料会員向けの回避プログラムとかも作らないといけないので費用は掛かるだろう。
総評
斬新なアイデアのように見えて実は先駆者はいるし問題はあるというnoteである。
このnoteを見て斬新だなと考えてしまったならGizmondoや帰ってきたマリオブラザーズで検索することをオススメする。
そして筆者の恐ろしいところは一ヶ月に何度も記事を出している。
それが一番恐ろしい話である。