ゲーム
タイトル:クッキングママ
ジャンル:バラエティー
対応機種:DS
開 発:オフィスクリエイト
発 売:タイトー
一言感想
雰囲気子供向けだけど一部工程は大人でも難しい
感想
タイトーのおままごとゲームで日本より海外の方で人気が出たゲーム。
色々な料理を作れ味噌汁やカレーのような「家庭でも作れる料理」から、ステーキや魚のムニエルなど「飲食店でしか食べられない料理」など幅が広い。
さらに大体は手作りで出汁も昆布から取ったり、ソースやタレを1から作るなど意外に本格志向である。
ただ難易度が結構調整されていない。子供向けに作られているが一部工程は大人でも難しい。
作れる料理
前述の通り色々な料理を作れるが、大体は「食材が違うだけのバージョン違い」も多い
「ご飯」や「餃子」、「カレー」はバージョン違いが何種類もある。
さらにビーフシチューはあるのに定番料理のクリームシチューが無い。選定理由が分からない。
あと気になったのは「蕎麦はそば粉から作るのに、うどんはそのまま作られたうどんみたいなのを使っている」点である。
1からうどんを作ってほしかった。
工程
工程はあまりリアルではない。かき混ぜるだけでいい「米を研ぐ工程」や「熱々のじゃがいもを素手で皮を剥く工程*1」などツッコミどころが多い工程もある。
そして、子供向けなのに大人でも難しい工程も存在する。
- かき混ぜてコントロールはできるが火の通る順番を考えないといけない食材を炒める工程
- ただ振るだけかと思ったらゆっくり振らないと調味料が入れられない料理を炒める工程
- 何をすれば良いのかわからない黄身を取る工程*2
- 結構微調整が必要な出汁を取る・麺を移す工程
- ほとんどカンでやらないといけない5回で肉の重さを調整する工程
- これもカンな上、一発勝負でピッタリを狙わないといけない肉や具を詰める工程
逆に子供でも簡単な工程も存在する。
- アイコンからみじん切りにするのかと思ったらただ3等分するだけの玉ねぎを切る工程
- タイマーに数字を入力するだけのタイマーセット工程
総評
DSのゲームの中では「比較的面白い」方に入るが、難易度調整がされていない。
大人でも難しい工程が多すぎるので子どもからしてみればかなりの難易度なのが分かる。
因みにクッキングママは日本よりも海外で人気が出たゲームでswitchのゲームは海外のみでリリースされた*3。
そのせいもあってか日本では9年も新作が出ていない。もう一度、日本でも販売して欲しい。