アニメ
アニメ:ぼっち・ざ・ろっく!
話 名:君の家まで
備 考:Prime Videoで視聴
一言感想
このアニメでは珍しい日常回なのにウルトラ奇行回
感想
「ぼっち・ざ・ろっく!」の7話。後半の話で今回は「ライブT作成」で後藤家に行く話である。
そして後藤家ではライブTのデザインが決まらなかったので虹夏のデザインが採用された。
何故か今回は様々な陽キャの匂いのせいで後藤ひとりが「物凄い奇行」をする。
後半は「バンドアニメ」とは思えない「怪奇的なシーン」のせいでラストの感動シーンが台無しである。
この回は「しかのこのこのここしたんたんとのコラボ回」と言われても不思議ではない。
奇行
今回の奇行は全体的に少ないが密度が物凄い。あまりの密度のせいで虹夏が「今日のぼっちタイムはCMを跨ぐくらい長い」とメタ的な発言をする。
特に体育祭の話は1分以上もやる。「ぼっちの周りを体操服はにわが回る実写シーン」と「北斗の拳風体育祭シーン」と2回ある。
そして後半の奇行は「ナウシカ風の虹夏と喜多がぼっちの胞子を吸うシーン」で虹夏と喜多がぼっちの暗さが感染する。もはや「ぼっち・ざ・ろっく!」というより「明るいバイオハザード7」である。
その他は
というシーンがあるが、それが霞んでしまうほど体育祭シーンと胞子シーンが異常である。
苦い思い出
体育祭といえば僕の苦い思い出がある。中1の頃、僕が通っていた中学校では先輩達とチームを組んで出る。
ただ、その先輩が物凄い体育会系だったせいで体育祭の終わりに反省会があり、先輩が1時間以上もしかも内容が全く無い振り返りをして15時に終わった体育祭が帰ったのはなんと16時半である。
しかも強風が吹き荒れていた日なので髪が物凄い砂を被ってしまいお風呂に入ったら水が濁るほど物凄い量の砂が洗い流された。
因みに運動神経は悪かったが体育祭自体は役割を果たしている感があったので楽しかった。僕は、ぼっちに似ているようで全く違う。
高校は通信制高校だったので体育祭という物自体がない。
そしてもう一つの苦い思い出は「友人を家に呼ぶこと」である。もちろん高校は通信制高校ではあるが友達は居たが遊ぶとなると各自地元がバラバラな上、僕は遠方から通っていたためので出来ない。
小学生の頃に何人か遊ばせていたが複数人来てゲームが盗まれたり事前連絡無しで遊びに来る子もいるなど物凄い治安が悪くなった。
なので反省会が嫌だった体育祭とは違い友人を家に呼ぶことは純粋なトラウマである。
バンドT
一応、今回はバンドTの話だがバンドによってはツアーTやバンドTが物凄く高値で取引される。
特に解散済みの海外のバンドのツアーTはヴィンテージなのもあり物凄い高値である。
ジョンソンという番組で「ニルヴァーナのネヴァーマインドのツアーT」がかなりの高値で驚いたことがある。
ただ、純粋に音楽が好きなファンからしたら今の風潮は嫌なのも分かる。
現に番組でもニューヨークの嶋佐さん(純粋に洋楽が好き)がかまいたちの山内さん(ヴィンテージTシャツのコレクター)にまぁまぁの熱意でキレていた。
僕も「バンドの曲を1曲も聞いたことがない人がバンドT」を着るのは好きではないが「バンドTを着たんだったら(ハマるかもしれないから)最低1曲は聞こうね」というスタンスである。
仮に友達が一曲も聞いたことがないのにP-MODELや平沢進のバンドTシャツを来ていたらそう指摘するだろう。
総評
今回は「バンドT」の話というよりも「ぼっちの奇行を楽しむ回」であった。
特に体育祭には長々と語れるほど物凄いトラウマがあるんだろうなと思った。しかし大変なのは「クラスで目立っている人間」もそうである。
僕は体育祭の行事自体は好きだったが出ない競技というのがある。その時はイジられキャラであったので休憩中に先輩(長々と反省会をしていた先輩とは違う)や同級生から物凄いイジられたりするのである。
胸を張って僕は1軍ではないと言えるが1軍と2軍の中間も意外と大変である。
次回はライブ当日の話である。しかし台風が直撃してしまうのである。果たして何人来るのだろうか?